概要
- Smalltalkではシステムブラウザ(ブラウザと略)を使って、クラスやプログラムを作ったり変更します。
- クラスにはメソッドとしてプログラムを登録します。
- ブラウザでは5つのペインにより、クラスやメソッドの追加・修正・削除を行います。
使い方
- デスクトップをクリックしてWorldメニューを出し、open…を選びます。
- 更にメニューからbrowserを選ぶとブラウザが現れます。
- クラスカテゴリ⇒クラスの順で選ぶと、クラス定義が表示されます。
- クラスカテゴリ⇒クラス⇒メソッドカテゴリ⇒メソッドの順で選ぶと、メソッドのコードが表示されます。
- instanceとclassのボタンによって、インスタンス側・クラス側のメソッドの表示を切り替えることができます。
コンテキストメニュー
それぞれのペインにマウスをポイントすると、ペインの左側に上下スクロールバーが現れます。スクロールバーの上端はコンテキストメニューを表示するボタンとなっており、そのペインに関するさまざまな操作を行うことができます。
利用しているOSによっては右クリックやOption+クリックで、コンテキストメニューを表示させることもできます。
メソッドを入力(変更)するには
あるクラスのメソッド内容を変更するには、以下の手順で行います。
- 変更したいクラスのメソッドを選び、メソッドペインにコードを表示させます。
- 表示されたメソッドを修正します。メソッドペインの周囲が赤くなります。
- メソッドペインのコンテキストメニューからacceptを選びます。
(初回のaccept時に開発者のイニシャルの入力が求められるので適当なイニシャルを入力してください)
下の例ではScratchViewerMorphクラスのrebuildCategorySelectorsメソッドの一部を修正している様子を示しています。